My own travel

世界中のどこへ旅しても、自分のリズムはそのままに。

ナポリのタクシー事情 その② これがイタリアの男性なのか!?

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タクシーで観光!ドライブを楽しむ

ナポリへ到着後ホテル付近へ向かうためタクシーに乗りましたが、成行きで観光ドライブになりました。

ホテルのあるウンベルトⅠ世のガッレリアへ行く予定でしたが、目的地をスルーして1時間定額の貸し切りドライブに変更!

ボったくられないようにーとか、いろいろ警戒しながら乗ったんですが思いのほか快適だったのと、ノリが良く楽しいドライバーだったので思い切りました。

時間制の貸し切りで1時間=40ユーロです。

これ以外に掛かる料金は無いよね?!大丈夫よね?

とうっとうしいほど確認に確認をしまして、

 「Si,grazie! お願いしまーす」と再出発したのでした。

 

タクシーの感想はこちらに書きました↓↓↓

kaoliimo.hatenablog.com

 

リクエストした行き先はこちら。

・ドライバーおすすめの海が見える絶景スポット

・ジェラートが食べたい

・スパッカナポリ (下町の旧市街) とスペイン人地区を通りたい

  

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細くて薄暗い路地にはアパートやお店がギュッとつまっています。

夕方には灯りが点いて情緒ある雰囲気になるんだろうな。

昼間はまだしも、こういう道を一人で通るのは緊張するので車でドライブって結構いいかもしれない。(ガイドブックにも用がなければ近寄らないほうがよいとの記載あり)

 

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海風を浴びながら海岸沿いをドライブ。お天気も良いし気分爽快です。

運転手は走行中に何度か反対車線のドライバー仲間を見つけるなり大声で「調子どうだい?」なんて、窓から身を乗り出して言葉を交わす。

前見てね~し(笑)

接触しそうでヒヤッとする場面もありましたが、さすがプロのドライバーです。

「まったく問題ない」そうです。

事故ってもいい思い出だ。

 

さすがイタリア人男性! 女性の扱いには慣れてらっしゃる!

イタリアで女性がナンパされるとか何とか、そんな話を聞いたことありますよね?

噂なのか本当なのか分かりませんが、女性の一人旅だとトラブルに繋がる可能性があるかもしれないと思って一応頭には入れていましたが、こんなパターンもある。あった。

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どこだか分からないけど、この近くのジェラート屋さんに連れて行ってもらいました。

定番ですがレモンのジェラートを注文!イタリア語でレモンは ” limone "リモーネ

おいしすぎて写真撮るの忘れました。

 

海辺でジェラートを食べながら休憩。

男女が2人。

えぇ、そうなるのは自然な流れなのでしょう。

こんな素敵な景色ですからね。

その時の私はこの写真にある塀とドライバーの腕にガチっと囲われていました。

 

ほー、こうして女性はムードとイタリア人男性に落ちていくのか?

残念ながら、落ちなかった。ムードにも酔わず。

気分はいたって冷静でした。

 

ドライバー「良いドライブだったでしょ? 楽しんだでしょ?」

私              「うん!楽しかった!」

ドライバー「じゃ、キスしてくれ」

私              「・・・。(なるほど)エクスペンシヴです」

ドライバー「 苦笑 」

 

タイプの男性では無かったのと、私には女性的な何かが足りないのかもしれないな。

ちょっとその腕を解除してもらえると伸び伸びできるんだがー。顔も近い。

とは思いましたが、どんなもんだろうという好奇心もあって観察したのでした。 

絵葉書の世界、海が見渡せるナポリの絶景!

次に向かったのは絶景スポット。

トンネルを抜け、急な坂道を上がり、くねくね道を走ること数分。

たどり着いた先はこんな景色。

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画像では伝えきれない美しさ。

町側はカオスと呼ばれるようにぎっしりと詰まった雰囲気ですが、高いところから離れて観るとナポリの違った一面を眺めることができました。

ここに来たのは9月下旬の夏の終わりごろなので良いお天気でした。

たまに吹く乾いた涼しい風を肌に感じながら一休み。

明日は先に見える港からフェリーでカプリ島へ移動するのが楽しみです。

 

撮影をしたこの高台は、撮影スポットなのでしょうか。

ちょっとしたスペースになっていて、近くにチャペルがあるようで結婚式の御一行が記念撮影をしていました。

こんな場所で結婚式を上げるのもいいかも知れない・・・

 

と、良い気分に浸っているうちに貸し切りタクシーの終わり時間が迫ってきたのでそろそろ出発です。

ウンベルトⅠ世のガッレリア、本日のホテルへ向かいます。

( この後、思わぬ事態になるとはその時まったく想像がつきませんでした )