行って知っ旅、わかっ旅!

体験したい!この目で見たい ! 知りたい!何でもいい、思うがままに動こう!

職場の大物女優

 

今日は台風の影響で一日中家にいた。とはいっても最近は出不精のため、

ここ1ヶ月くらいはほとんど家からは出ていない。

さっきシャワーを浴びていて、ふと前の職場の人との会話を思い出した。

 

私はつい最近3年ほど勤めていた会社を辞めた。

環境には順応できるタイプだと自分では思っていたが、不向きなのに努力で何とかなると頑張ってみたものの、ほとほと疲れてしまった。

 

話は戻って、その職場で一緒に働いていた女性が軽く悩んでいたことがあった。

「自分が何かミスをして心の底から悪いと思って謝っても、また同じことをやらかしてしまう。謝罪をされた側からは口先ばかりで信用できないと言われてしまう」という内容だ。

 

彼女いわく、謝っているときは二度と繰り返さないように気を付けようと思うらしい。
が、また同じ過ちを犯す。そして再び謝るのが気まずいのだそうだ。

そしてこの流れを繰り返す。

この女性(以下Sさん)側の肩を持ちたいところだが、残念ながら口先ばかりで信用できないに一票。

Sさんはその場を取り繕うことに長けていて、異常に気持ちの切り替えが早いのを私は知っているからだ。

実際にミスが多く仕事には向いていないことは本人も自覚している。

仕事にはあまり力を入れたくないようで、今まで転職を繰り返してきたそうだ。

 

私が思うにSさんは 女優 だ。

 

仕事で叱られる。

感情を込めて心の底から謝る。

(なんて私は分からず屋なんだ、迷惑をかけて大変申し訳ないことをしてしまった。

もうしない、心に誓うわ!)

 

「はい、カット!!良いの撮れたよ~、最高だった!お疲れ様!」

 

今日はぶっつけ本番、一発OK!終了である。

彼女が言う”心の底から謝る”というのは恐らくこういうことだろう。

確かに真剣だ。

ただ、演技にだ。

無事に撮影を終えた(その場を取り繕った)彼女は、さぞかし気分が良いだろう。

楽しいのだ。

なんなら演じるためにミスをするかのようだ。

そして次の撮影で似たようなシーンを演じる。

心を込めて。

 

冒頭での悩みに当てはめる。

「自分が何かミスをして心の底から悪いと思って謝っても、また同じことをやらかしてしまう。謝罪をされた側からは口先ばかりで信用できないと言われてしまう」

は、つまり、

本気の謝罪を演じているのに、何度同じシーンに挑んでもOKをもらえない。

いい加減、監督からは使えないと言われてしまう。」

女優として屈辱であろう。自信を無くし、悩むのだ。

本人が本当に悩んでいるかどうかも疑わしいが、実際に彼女は趣味で芝居をやっている。

立ち直りが早く、注意を受けた数分後にはケロっとしているのだ。

 

もし似たようなタイプの人間が職場に居てイライラにエネルギーを使うなら、

仕事上それでは済まされないのが現状ではあるが、こんな風に観察すればあきらめが付くかもしれない。

実際に私は諦めてそう思うようにしていた。

こんなことを風呂場考えながら、思い出しては一人笑ってしまった。

 

おしまい。